アメックス・プラチナが遂に申し込み可能に!持つべきかどうか&使い方を考える
アメックス・プラチナが申し込み可能に。その理由とは?
クレジットカードの最高峰に位置するアメックス・プラチナが、2019年4月8日から遂にオンラインで申し込み可能になりました。
以前からアメックスはプラチナカードホルダーからの紹介であれば、アメックス保有履歴がないユーザーの直接申し込みを認めていましたが、今回は公式サイトのアメックス・プラチナの紹介ページから申し込めるようになっており、まさに全面開放と言えます。
ちなみにこの噂は以前からあり、筆者はアメックスのカードデスクに一度問い合わせてみたことがあるのですが、その際、担当者は「一部を除き、インビテーションでお申し込み頂くという仕組みに変更はありません」と言い切っていたことを考えると、今回の全面開放は、アメックス内でも現場には知られていなかったのではないかと思います。
ではなぜアメックスはプラチナカードの申し込みを解禁したのでしょうか? 筆者は下記の3つの要因が背景にあると考えています。
- 若者の間で進むカード離れ&ブランド離れ
- 日本市場と海外市場でのカード発行基準の乖離
- 収益源としてのプラチナカードの活用
筆者のような40代のおじさんにとって、クレジットカードの最高峰、プラチナカードは憧れのアイテムであり、そういうカードを保有できる人間になるのは一つの目標でした。
翻って20代を見てみるとどうでしょう?クレジットカードにブランドやステータスを求めている人は、ほとんど見かけません。
クレジットカードをあくまで1つのツールと見なす世代に対してアピールするのに、インビテーションがなければ申し込めない等と言っている場合ではないでしょう。
本当に今の20代がアメックス・プラチナを保有するかどうかは別として、門戸を開放し、サービスを強化することで、カード離れやブランド離れを防ぎたいという意図があるカード離れやブランド離れを防ぎたいという意図があると考えられます。
また日本市場ではプラチナカードは最高峰のクレジットカードという位置づけですが、海外市場ではプラチナカードをあくまで数あるカードの1種類として発行しているケースも少なくありません(※海外ではステータスカードのプラチナ→ブラック→ゴールドという順序でステータスが上がっていくケースも)。
今回アメックスはプラチナカードの発行基準を外国に合わせる側面もあるのでしょう。
最後の3点目は年会費についてです。アメックス・プラチナとなると、一般的なプラチナカードの2倍以上年会費がかかります。その金額はなんと140,400円(税込)!
年会費3万2,400円で入会できるプラチナカードが複数あることを考えると、年会費の高さは頭二つ抜けています。その一方でアメックス・プラチナは持ちたくても持てなかった方が多いプラチナカードの1つです。
今回の申し込み解放でプラチナカード会員が増えれば、アメックスの売り上げが大幅にアップするのは間違いないでしょう。これが最後の理由です。
アメックス・プラチナカードホルダーが教えるアメックス・プラチナの使い方
今回のアメックス・プラチナの申し込み解放を機に、アメックス・プラチナを持つべきかどうか悩んでいる方も多いはず。
そこで一足先にアメックス・プラチナカードホルダーとして、カードをフル活用している筆者の使い方の一例をご紹介したいと思います。
年会費14万400円の元を取るアメックス・プラチナの使い方
ANAマイルへの交換年間40,000マイル | 1マイル2円で換算すると80,000円相当 |
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空港ラウンジ利用同伴者2名年2回 | 3,240円×2×2=12,960円相当 |
2 for 1ダイニング by 招待日和利用(※1) | 1回1万円×10回=100,000円相当 |
ボーナスポイントプログラム利用料無料 | 3,240円 |
ANAコース登録費用無料 | 5,240円 |
初年度入会特典40,000ポイント | 40,000円相当 |
合計:241,440円 |
- 1:高級レストランの所定のコース料理が1名無料になるサービス
この試算はあくまで初年度。2年目は初年度入会特典がなくなる代わりに、高級ホテルの2名分宿泊券がもらえるため、お得度はさらにアップします。
また24時間365日利用できるコンシェルジュサービスや、国内・海外旅行保険、個人賠償保険、ショッピングガード保険、キャンセルプロテクション、ホームウェアプロテクション等、アメックス・プラチナのもう一つの魅力である充実した保障の付加価値も計算に入れていません。
筆者の視点で持つべきか、持たざるべきかと問われれば、持たない理由はないというのが結論です。
ボーナスポイントプログラムや各種特典を考慮すると、年間200~300万円カードを利用すれば、ANAマイルの交換上限でもある40,000ポイント貯めることができるはず。これを一つの基準にすると良いでしょう。
筆者が愛用するプラチナカード
アメリカン・エキスプレス・プラチナカード
アメックスが発行する最高峰のステータスを誇るプラチナカード。2018年のリニューアルで本会員はメタル(金属製)カードに。家族カードは4枚まで無料で発行できる。アメックス・プラチナには同伴者1名まで無料になる空港ラウンジサービスに加え、プライオリティパスも無料付帯。充実した付帯保障、高級レストランが1名分無料になるサービスに加え、予約の取れないレストランをプラチナカード会員とセンチュリオン会員向けに貸切るfinedining50や、ヒルトンやスターウッドの上級会員資格付与など、プラチナカード会員向けの特典も充実している。また会員資格を更新すると、2年目からは高級ホテルのペア宿泊券がもらえる点も要チェック。
年会費 | 140,400円(税込) |
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