アメックスプラチナとラグジュアリーカードを比較!おすすめはどっち?
アメックスプラチナVSラグジュアリーカード!本当にお得なカードはどっち?
ステータスカードの中でも審査のハードルが高く、限られた人にのみ門扉を開いているのがプラチナカードです。
アメックスのプラチナは、ステータスカードとしての知名度の高さや、カード会社からのインビテーションがなくても申し込める点(※1)などから、プラチナカードを目指す人にとっては、使い勝手や利便性などが気になる存在でしょう。
※1:以前はインビテーション必須でしたが、現在は自己申込みを受け付けています。しかしながら審査基準はゴールドカードよりも厳しく、審査に落ちるケースも少なくありません。
その一方で、富裕層向けに作られたクレジットカードとして現在評判となっているステータスカードがあります。それが今回アメックスプラチナと比較するラグジュアリーカードです。
ラグジュアリーカードは、2016年に日本での発行を開始して以来、コンシェルジュの対応や会員特典の内容などが、幅広い年代の富裕層から支持を集めているクレジットカード。
一般的なクレジットカードの、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードに匹敵する3種類のクレジットカード(チタン、ブラック、ゴールド)を発行しており、NASAの特許技術を使用した金属製の券面やMasterCard最高ランクの「ワールドエリート」を持つクレジットカードとして知られています。
今回は、アメックスが発行するカードの中で、センチュリオンに次ぐナンバー2(申し込みが可能なアメックスとしては実質トップの)のステータスを誇るアメックスプラチナと、人気急上昇中のラグジュアリーカードのうち申し込み制となっているチタン、ブラックの2種類を比較。
年会費、ポイント還元率、付帯サービスの3つの視点から、それぞれのカードの特徴とお得度を解説します。
アメックスプラチナとラグジュアリーカードの年会費を比較
アメックスプラチナの年会費は、本会員が14万3,000円(税込)、家族会員は4人まで無料となっています。
一方のラグジュアリーカードは、ゴールドカードクラスの「チタン」が税込5万5,000円(家族会員は税込1万6,500円)、プラチナカードクラスの「ブラック」が税込11万円(家族会員は税込2万7,500円)。
年会費としてはラグジュアリーカードのほうが安価ですが、会員本人と配偶者でカードを所持するケースを想定すると、アメックスプラチナとラグジュアリーカードのブラックの年会費はほとんど変わりません。さらに子どもや同居の親など2人以上の家族会員がいる場合は、ブラックよりもアメックスプラチナのほうがお得でしょう。
なお、もっとも年会費が安価なのはラグジュアリーカードのチタンですが、プラチナカードよりも1ランク下がるゴールドカードクラスのカードであることを考慮すると、ポイント還元率や付帯サービスなど、他の項目もあわせて比較するのが賢明と言えそうです。
アメックスプラチナとラグジュアリーカードの年会費を比較
アメックスプラチナ | ラグジュアリーカード(チタン) | ラグジュアリーカード(ブラック) |
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アメックスプラチナとラグジュアリーカードのポイント還元率を比較
それでは、次にポイント還元率についてみてみましょう。
アメックスプラチナの大きなメリットは、通常であれば有料となるアメックスのポイントアッププログラム「メンバーシップ・リワード・プラス」(年会費3,300円・税込)が無料付帯している点。
通常のポイント還元率は0.5%ですが、メンバーシップ・リワード・プラスを利用すると、対象店(Amazon、ヤフーショッピング・ヤフオク!、iTunes Store/App Store、JAL公式サイトやHIS公式サイトetc.)でのショッピングがポイント3倍(100円=3ポイント)となり、ポイントの有効期限も無期限となります。
ポイント交換時のレートもアップし、特にANAマイルへの交換は100円につき最大で3マイル換算に(上記対象店で利用の場合)。
その他、楽天スーパポイントやTポイントなどに交換した場合のレートも上がり、ポイント還元率では最大1.5%となります(上記対象店で利用の場合)。
一方のラグジュアリーカードは、カードのランクによってポイント還元率が異なります。チタンの基本ポイント還元率は1%、ブラックは1.25%で、ポイント有効期限は5年間と、いずれもアメックスプラチナより見劣りする水準。
ただし、対象店に限定することなく、ほぼすべてのカード利用額(公共料金や税金支払い等も含む)に同じポイント還元率が適用される点や、アメックスプラチナにはないAmazonギフト券へのポイント交換が可能となる点など、ポイントの獲得しやすさ、使いやすさではラグジュアリーカードのほうが有利な部分もあります。
アメックスプラチナ | ラグジュアリーカード(チタン) | ラグジュアリーカード(ブラック) |
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利用額100円につき1~3ポイント
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利用額1,000円につき2ポイント
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利用額1,000円につき2ポイント+2,000円につき1ポイント
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ポイントプログラム | ||
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アメックスプラチナとラグジュアリーカードの付帯サービスを比較
アメックスプラチナとラグジュアリーカードを比較する際、もっとも気になる点といえば、やはり付帯サービスでしょう。
アメックスプラチナは、特に旅行時のサービスが充実しており、毎年のカード更新時に国内ホテルの無料ペア宿泊券がもらえます。さらに提携ホテル利用時にはさまざまなプラチナ会員特典を提供。空港ラウンジは7種類のラウンジ・プログラムが付帯し、3つの世界的なホテルチェーンの上級会員資格も無条件で付与されます。
さらに、200の国内レストランの所定コースを予約することで1名分が無料となる「2 for 1ダイニング by 招待日和」もお得度の高い付帯サービスと言えるでしょう。
カード付帯保険では、所持している電化製品やカメラなどを、カード購入の有無に関わらず補償する「ホームウェア・プロテクション」がプラチナカードらしい特別感のある補償となっています。
一方のラグジュアリーカードは、旅行よりも日常生活に密着した付帯サービスが特徴。提携レストランのコース料理1名分が無料となる特典は、チタン、ブラックともに付帯しており、その他、会員制のバーラウンジでのドリンク無料サービス、映画館や国立美術館の無料鑑賞券のプレゼント、提携銀行の預金金利アップ特典など、
独自性の高い付帯サービスが多め
。
ブラックにはさらに、会員限定のテスティングイベント、リムジン送迎サービス、また、プラチナカードの中でもめずらしい、コンシェルジュ・デスクへのメール受付などにも対応しています。
アメックスプラチナと同じく、ホテル特典や旅行傷害保険も充実。また、交通事故傷害保険が付帯している点が、プラチナカードのみならず全クレジットカードの中でも特徴的と言えるでしょう。
アメックスプラチナ |
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キャンペーン実施中! ご入会後3ヶ月以内のカード利用で最大40,000ポイント獲得 |
ラグジュアリーカード(チタン) | ラグジュアリーカード(ブラック) |
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ラグジュアリーカード(ブラック)のみ
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編集部のおすすめ
カードホルダー憧れの存在であるアメックスプラチナと、充実した特典で人気上昇中のラグジュアリーカード2種類を、様々な角度から比較しました。
年会費・ポイント還元率・付帯サービスのいずれに重点を置くかは人それぞれですが、クレジットカード自体のステータスの高さで見ると、歴史あるアメックスが発行するアメックスプラチナに軍配が上がりそうです。
付帯サービスもアメックスのプラチナカードの名を裏切らない水準で、特に旅行・出張の多い方には実用性の高い内容のものが少なくありません。
その一方で、ラグジュアリーカードの年会費の安さとオリジナリティの高いサービスに魅力を感じる方も多いのではないでしょうか。
クレジットカードとしての歴史は、米国でも2008年からと比較的浅いラグジュアリーカードですが、国内利用がメインであれば、こちらも実用度の高いサービスを受けることができます。アメックスプラチナとの比較で迷っている方は、ブラックを検討してみるのもひとつの方法でしょう。
一度利用すると、生活の豊かさがグンと上がることに気づけるプラチナカード。
今回ご紹介したスペック比較も参考に、ご自身に合った一枚を見つけましょう!