ヒルトン・オナーズ・アメックスのメリットとデメリットは?無料宿泊特典の仕組みや利用者の評判をチェック

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ヒルトン・オナーズ・アメックスのメリットとデメリット -無料宿泊や朝食無料等、特典が充実!利用者の評判は?

ヒルトン・オナーズ・アメックスのメリットとデメリット -無料宿泊や朝食無料等、特典が充実!利用者の評判は?

ヒルトン・オナーズ・アメックスとは?

ヒルトン・オナーズ・アメックス

100年以上の歴史を持ち、数あるクレジットカードの中でも特にステータスが高いアメリカン・エキスプレス(アメックス)。ヒルトン・オナーズ・アメックス」は、そのアメックスが新たに発行を開始したクレジットカードです。ヒルトンとアメックスの提携カードの発行は、海外では日本が初めてで、お得なキャンペーンやポイントプログラムが充実していることから、大きな注目を浴びています。様々な特典の中でも注目すべきは「ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス」が無条件で付与されることでしょう。

その他にも圧倒的に貯めやすいポイントプログラム、ヒルトンのホテルの朝食が毎日無料、豊富な入会ボーナスポイントなど、様々な特典を付帯しており、ヒルトングループのホテルを利用する機会がある方なら、要チェックの特典ばかりです。さらに上位カードには、ヒルトン・オナーズ・アメックス・プレミアムカードがあり、最上級の「ヒルトン・オーナーズ・ダイヤモンドステータス」が無条件で付与される点も要チェックです。

本特集では、ヒルトン・オナーズ・アメックスの取得を検討している方に向けて、メリットとデメリットを徹底解説。ヒルトン・オナーズ・アメックスの申し込みを検討している方は、ぜひ本特集を参考にしてください。

ヒルトン・オナーズ・アメックスの5つのメリット

ヒルトン・オナーズ・アメックスを持つ主なメリットを以下にまとめました。他のクレジットカードにはない特典が充実しているので、是非チェックしてみてください。

ヒルトン・オナーズ・アメックスのメリット【その1】 ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスを無条件で付与

ヒルトン・オナーズ・アメックスを取得すると、上級会員資格の「ヒルトン・オーナーズ・ゴールドステータス」が無条件で付与。ゴールドステータスには、以下のような特典があります。

ヒルトン・オーナーズ・ゴールドステータスの主な特典

  • ポイントが80%アップ
  • 年間20泊以降からボーナスポイントを付与(2022年以降は40泊以降から)
  • 部屋をエグゼクティブにグレードアップできる
  • すべてのホテルでの朝食無料サービス オススメ
  • スタンダード特典により、5泊目無料

ヒルトンでのポイント付与率は100円につき3ポイントですが、ゴールドステータスであれば80%アップの5ポイント付与。例えば、5万円の支払いで通常1,500ポイントのところ、ゴールドステータスなら2,700ポイントも付与されます。さらに、年間20泊以降からはボーナスポイントも付与(2022年以降は40泊以降から)されるなど、ヒルトンをよく利用する方であれば、短期間で大量のポイントを獲得できます。

さらに注目したいのが、ヒルトンの朝食が毎日無料になる点。ヒルトンの朝食料金はホテルによって異なりますが、3,000~4,000円程度が平均です。つまり、ヒルトンに4泊5日で宿泊すると、大人1人につき約12,000~16,000円もお得になります。

ヒルトン・オナーズ・アメックスの年会費は16,500円(税込)のため、朝食無料サービスを4~5回利用すれば、年会費を回収できるのです。ちなみに4泊すると5泊目が無料になる特典も付帯しています。

ヒルトン・オナーズ・アメックスのメリット【その2】 カード利用と継続と週末利用できる無料宿泊券をゲットできる

リゾート

カードの入会日・切替日から毎年1年の間にカードを合計150万円以上利用し、翌年もカードの利用を継続すると、無料宿泊券を贈呈。無料宿泊券はヒルトングループのホテルおよびリゾートで金曜日・土曜日・日曜日に利用できるため、旅行の際、大活躍してくれます。

たとえば、ヒルトンのホテル・リゾートに3泊4日で滞在する際に無料宿泊券を利用すると、実質2泊3日分の料金で滞在できます。ヒルトンのホテル・リゾートを週末利用した場合1泊20,000~60,000円程度の宿泊料金がお得になるため、年間150万円のカード利用を目指す価値は十分にあります。

ヒルトン・オナーズ・アメックスのメリット【その3】 新規入会キャンペーンが充実

ヒルトン・オナーズ・アメックスは、入会後6ヶ月以内に複数の利用条件を満たすと合計25,000ポイント獲得することができます。新規入会キャンペーンの種類は次のとおりです。

新規入会キャンペーンの種類

  • 新規入会で2,000ポイント贈呈
  • 入会後1ヶ月以内に10回のカード利用で3,000ポイント贈呈
  • 入会後3ヶ月以内に30万円以上のカード利用で10,000ポイント贈呈
  • 入会後6ヶ月以内に75万円以上のカード利用で10,000ポイント贈呈

全ての入会特典の条件を満たすためには、「初月は金額を問わず10回の利用」、「1~3ヶ月で合計30万円(月10万円が目安)の利用」、「4~6ヶ月で35万円(月11万6,667円が目安)の利用」が必要です。アメックスはJCBとパートナーシップを締結しており、日本国内のほとんどの店で使用できるので、月10万円程度を利用することは難しくないでしょう。

ヒルトン・オナーズ・アメックスのメリット【その4】 カード利用100円につき最大3ポイント付与

ヒルトン・オナーズ・アメックスは、カード利用でポイントが貯まるポイントプログラムを会員向けに提供。このヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントの特徴は、ヒルトンのホテル・リゾートでのカード利用で100円ごとに3ポイント付与される高還元率にあります。

例えば、ヒルトンのホテル・リゾートで50,000円カード利用すると、1,500ポイントも貯まります。さらに、ヒルトン系列ではない店での買い物も100円の利用ごとに2ポイントが付与されるので、ポイント還元率は常に2%以上。一般的に、100円の利用ごとに1ポイントが高還元率といわれる中で、常時2ポイント以上のポイントを貯めることができる点は驚異的と言えます。

貯めたポイントは、国内外を問わずヒルトンのホテル・リゾートの宿泊料金に充当できる他、多彩な特典や体験と交換できます。さらに、世界各地の30社以上の航空会社や鉄道会社のポイントやマイルへの交換も可能。その他、アメリカやカナダのレンタカー会社「アラモ」、「ナショナル」、「エンタープライズ」のレンタカー代にも充当できます。

ネットショッピング

また、世界最大の通販サイト「Amazon」でポイントが利用できる点も見逃せません。ポイントを効率よく貯めてお得に使えるかどうかは、クレジットカードを選ぶ際、必ずチェックしたい項目。ヒルトン・オナーズ・アメックスは、海外旅行や海外出張でヒルトングループのホテルを利用する機会が多い方に特におすすめできるクレジットカードと言えるでしょう。

ANAアメックスのメリット【その5】 家族カードが1枚無料!さらに付帯補償も充実

ヒルトン・オナーズ・アメックスは、家族カードを1枚、年会費無料で発行できます。2枚目以降は1枚につき年会費6,600円(税込み)と、基本カードの年会費と比較すると60%安い水準に設定されています。家族カードの利用分はヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントとして基本カードに加算されます。入会時のボーナスポイントや無料宿泊券などの特典は基本カードのみ対象になりますが、家族カードにも購入後の商品の破損や盗難の補償「ショッピング・プロテクション®」が付帯しています。

ショッピング・プロテクション®は、ヒルトン・オナーズ・アメックスで購入した商品(一部除く)の破損や盗難などの損害を購入から90日まで補償する保険。国内外の店で購入した商品が対象のため、海外旅行や海外出張が多い人にとって、大きな魅力があります。補償限度額は1名につき年間最高200万円に設定されているので、高額商品に万が一のことがあった場合も安心です。免責金額は損害1件につき10,000円になっています。

その他にも国内旅行での宿泊や公共交通機関の支払にカードを利用すると、基本カードと家族カードに最高2,000万円まで補償される「国内旅行損害保険」が付帯。また、国際便を利用する際に航空機のチケットおよびパッケージ・ツアーの料金をカードで支払うと、基本カードと家族カードに最高3,000万円の障害死亡・後遺障害保障を含む「海外旅行損害保険」が付帯します。

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ヒルトン・オナーズ・アメックスの3つのデメリット

高還元率のポイントプログラムや週末も利用できる無料宿泊券、充実した新規入会キャンペーンなど、ヒルトン・オナーズ・アメックスのメリットはどれも魅力的。ただし、だからといって全ての人におすすめできるクレジットカードではありません。ヒルトン・オナーズ・アメックスの申し込みを検討している方は、メリットだけではなく、デメリットについてもしっかり確認しておきましょう。

ヒルトン・オナーズ・アメックスのデメリット【その1】 年会費が高い

クレジットカードの年会費は特典や付帯されているサービス、補償などで異なりますが、一般カードは無料から1,000円程度、ゴールドカードクラスで5,000~10,000円程度、プラチナカードは20,000円から50,000円が目安です。ヒルトン・オナーズ・アメックスの年会費は16,500円(税込)とゴールドカードを上回っているため、年会費が「高すぎる」と感じる方もいるでしょう。

朝食

ヒルトン・オナーズ・アメックスは、ヒルトンのホテル・リゾートで利用すると100円ごとに3ポイントも付与されるため、ヒルトンを頻繁に利用する方は年会費を上回るメリットが得られるはずです。たとえば、年間20万円ヒルトンでカード利用を利用すれば6,000円分のポイントが、年間40万円ヒルトン以外でカードを利用すると、8,000円分のポイントが付与されるため、実質の年会費は2,500円(税込)です。

さらに、ヒルトン・オナーズ・アメックスを保有するだけで3,000~4,000円相当のヒルトンの朝食が毎日無料になるため、年会費の元を取ることは決して難しくありません。1泊20,000円の場合、年間4~5泊して4回朝食無料サービスを利用するだけで年会費を回収できるはずです。

ヒルトン・オナーズ・アメックスのデメリット【その2】 無料宿泊券をもらうためのハードルが高い

ヒルトン・オナーズ・アメックスの無料宿泊券を入手するには、年間150万円(月平均12万5,000円)の利用が必要です。入会を検討されている方の中には年間150万円もクレジットカードで支払うことは難しいと感じる方もいるでしょう。

月平均12万5,000円カードを利用するためには、ヒルトン・オナーズ・アメックスを食費や日用品、光熱費、被服費、通信費、保険料の支払いに利用する必要があります。ヒルトン・オナーズ・アメックスをメインカードとして利用を集中させれば、基準を比較的容易にクリアできるはずです。一つの目安として、2020年度における2人以上世帯の消費支出をご紹介します。

2020年度における2人以上世帯の消費支出

住居費17,374円
食費80,198円
家具・家事用品12,708円
光熱費21,836円
美容代10,000円
趣味10,000円
被服・履物費9,175円
交通費・通信費39,972円
教育費10,293円
保険料14,296円
合計27万7,927円

参考:統計庁「家計調査報告」.P15(2020年12月)

上記に加えて、ヒルトンのホテル・リゾートでカードを利用すれば、年間150万円のカード利用は決して難しくありません。この機会に、家計支出を現金払いからクレジットカード払いに切り替えることを検討してはいかがでしょう。

ヒルトン・オナーズ・アメックスのデメリット【その3】 ポイントの使い道がヒルトンもしくはAmazonに限定される

ヒルトン・オナーズ・アメックスのポイントプログラム「ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント」は、ヒルトンのホテル・リゾートの宿泊料金、特典や体験との交換、特定のレンタカー会社の代金及びAmazonなどに利用できます。ポイントを利用できる場所が限定的なため、対象店舗を利用する機会が少ない人には、ヒルトン・オナーズ・アメックスはおすすめできません。

ただし、ヒルトンのホテル・リゾート以外でのカード利用でも100円ごとに2ポイントが貯まるうえに、世界各地の30社以上の航空会社や鉄道会社のポイントやマイルへの交換も可能。さらに、世界シェアトップクラスのAmazonでも1ポイント=1円で利用できます。そのため、ヒルトンのホテル・リゾートなどを利用しない方でも有効活用できる可能性があります。

ヒルトン・オナーズ・アメックスの評判

以下はヒルトン・オナーズ・アメックスが発行を開始し、すぐに入会した方の評判です。

REVIEW 44才・男・会社経営

「ヒルトン、コンラッドをたまに利用するので入会しました。カードを知ったのは周りの経営者仲間がこれはすごいぞということで、ツイートしていたから。知らない方もいらっしゃると思いますが、ヒルトン・オナーズのゴールドステータスはめちゃくちゃ価値があります。このステータスを維持するために何泊もヒルトンに止まっている友人がいるほどで、その友人にとっては、そういう努力ゼロでゴールドステータスを維持できる訳ですから、入らない訳ありません。コスパもめちゃくちゃ高いはずです。私はたまにですが、よく利用するなら、ヒルトン・オナーズ・アメックス・プレミアムカードの一択で良いと思います。ダイヤモンドステータスはやばいです。エグゼクティブラウンジの利用だけでめちゃくちゃ価値がありますし、48時間前であれば、どんなに混んでいても客室を確保してくれるので、宿泊難民になる可能性もありません。部屋のアップグレードも優先対応してくれるので、結果コスパは高いはずです。

まとめ

ヒルトン・オナーズ・アメックスは、全ての人におすすめできるカードではありませんが、ヒルトンのホテル・リゾートを利用している方や、マイルを貯めている方には最適なクレジットカードの1つです。ヒルトンのホテル・リゾートでのカード利用は100円ごとに3円と高還元率のため、ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントを効率よく貯めることができます。

ヒルトン・オナーズ・アメックスのメリットはたくさんありますが、特に注目すべきは「朝食が毎日無料」と、年間150万円以上のカード利用と利用継続で「週末に使える無料宿泊券」を贈呈されることでしょう。また、世界各地の航空会社や鉄道会社のマイルやポイントへの交換が可能なため、海外旅行や海外出張が多い人も利用を検討する価値が十分にあります。

ヒルトン・オナーズ・アメックスの利用を検討されている方は、本特集で解説したメリットとデメリットをチェックし、大きな魅力を感じるのであれば、この機会に入会を検討してみてはいかがでしょう?

著者 加藤 良大

ライター歴9年。クレジットカードを10枚以上作成した経験から、クレジットカード記事の執筆・監修を行っている。カードの魅力、応用方法まで徹底的に調べつくした記事が好評を得ている。